Unpacking レビュー (クリア済み)
- 総評
荷解き作業が単純だが、ゆっくりとしたテンポで楽しめる癒し系のゲーム。
荷ほどきと部屋の整理というシンプルなパズル要素が、誰でもすぐに理解できるプレイスタイルになっているため、どんなプレイヤーでもリラックスして遊べる。 - GoodPoint
シンプルで直感的なゲームプレイ
ピクセルアートの美しいビジュアル
ストレスのないパズル - BadPoint
リプレイ性の低さ
ジャンル | パズル |
---|---|
ハード | PC、Switch、XONE、PS4、PS5 |
発売日 | 2021年11月2日、2022年5月10日 |
発売元 | Humble Bundle |
開発元 | Witch Beam |
公式サイト | リンク |
Unpacking
ダウンロード版も購入済みだったがパッケージが出るとなる買い直すのが真のゲーマー。
ってことでパッケージ版を買い直して空いた時間にサクッとクリアした。
シンプルでありながら感動的なストーリーと美しいピクセルアートが魅力のパズルゲームで、プレイヤーは引っ越し、荷解きをテーマにしたパズルを通して、無言の物語を体験していく。
シンプルだけど心に残るゲームプレイ
ゲームプレイは、その名の通り荷解きがメイン。
プレイヤーは新しい部屋に到着し、箱の中の持ち物を整理して配置していく。
単純な作業に見えるが、どのアイテムをどこに置くのかを考えることで、ストーリーが少しずつ浮かび上がってくるところが、このゲームの最大の魅力だと思う。
家具や小物のにも思い出や背景が詰まっており、無言の物語が進行していく。
タイムリミットや厳しい失敗条件がないため、プレイヤーは自由に自分のペースでパズルを解くことができる。
美しいビジュアルと心地よいサウンド
ピクセルアートのビジュアルは温かみがあり、細かいアイテムのデザインや部屋の配置が丁寧に作り込まれていて、まるで実際に部屋を整理しているかのような没入感がある。
また、BGMや効果音もリラックスできる雰囲気を作り出しており、荷解き作業が癒しの時間になった。
アイテムを配置していく中で、そのキャラクターの人生の断片が見え、子供時代の部屋、学生時代の寮、一人暮らしの部屋、パートナーと一緒に住む部屋など、さまざまなシーンが描かれており、キャラクターの人生に寄り添うような感覚を味わうことができる。
意外な感動のストーリー
このゲームにはテキストや台詞はほとんどないが、キャラクターの人生が物語られていく。
どの場所でどのアイテムが使われているのか、どの持ち物が引っ越しのたびに残っているのかなど、さまざまな要素でキャラクターの人生や成長が表現されている。
最後に
プレイ時間は比較的短く、数時間でクリアできるが、その短い時間の中で深い感情を味わうことができるゲームだと思う。
ゲームが終わった後も、キャラクターの人生や思い出について考えさせられる余韻が残り、シンプルでありながら非常に満足度の高い体験ができた。
ゲームの構造上、一度クリアすると再プレイする動機が薄いが、この手の作業ゲーが好きなプレイヤーにはおすすめできる。
FPS対戦で荒れた心を癒やすにはもってこいのゲームですよ。
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